年明け一発目で何か書こうと思ったものの特にネタが無かったので1~2月に観た映画とライブの感想をぼちぼち並べていこうかと思います。
※ガンダムSEED FREEDOMのネタバレが含まれます。
はい。というわけで観に行ってきました。ガンダムSEED FREEDOM
「当然楽しみにはしてたけどファーストデイならだいぶ安いし待ってから行くわw」などと思っていたのですがTLのSEED世代達が熱狂(大量のふせったー感想ポストの嵐に襲われました)していて700円ぽっちをケチっている場合ではないと思い、公開日の翌日に映画館へ。以下感想です。
上映中
(ありがとう…)
と何度思ったか。SEED DESTINYがシンプルに好きだった人はもちろん、“SEED DESTINYが苦しかった、納得できなかった人”が大満足できる映画になっていると思います。
正直言うと自分は今回濃く描写される主人公たちに特別思い入れがあったわけではなく、この世の終わりのような世界観やメカデザインなどを楽しんでCEのガンダムを見ていたのですが、そんな自分でもSEED全部盛りとも言える演出や、ファンが抱えていたであろう20年ほどのモヤモヤへの回答をひたすら見せつけられてテンションが上がりっぱなしでした。
「なんだか仙人のようになってしまった」…と言うといささか表面的過ぎるかもしれませんが、パッと見そのような印象だったキラがDESTINYで背負った呪いに苦しみ、戦況的にも追い込まれ、その末に「君らが弱いから!!」と無印序盤を思わせるような弱音。そこに迷いのなくなったアスランが喝!(物理)。見どころを挙げるとするならここはまず入るでしょう。めちゃくちゃにアツかったです。
もちろんみんな大好き“援軍”も。ユラァ…と入る1シーンはシャアの気配を察知したアムロが「奴だ、奴が来たんだ!」と口走るシーンのオマージュだと思っているのですがどうなんでしょうか?
アスランといえばもちろんラストのアコードとの決戦も良かったですね。とにかく勢いが凄まじく、ずっと(何この、何???)などと思ってました。破廉恥な。
あとシンの「ジャスティスだったから負けたんだ(直球)」が凄く好きです。
そして最後に公式youtubeにもアップされている冒頭6分、個人的に1番贔屓しているのはこの戦闘シーンです。何で最後に冒頭の話をするんだというのはその通りですが、1番熱量高く話したいのがここなので勘弁してください。
自分は地球軍の機体が大好きで、ウィンダムにそこそこの尺が割かれていたことに感動しました。
CEの量産機はもっぱら斬られ役で、そのやられ様や攻撃も少々単調な場面が多く、素晴らしいビジュアルが勿体ないと感じることが多々ありました。(ウィンダムはその場にて集団でライフルを撃っているカットが浮かぶと思います)
ストライクダガーの初陣に代表される名シーンもいくつかありますが、もう一声欲しくなってしまうところです。
その無念(20年物)を劇場版クオリティで晴らしてくれたのでもうひたすらお礼を言っていました。…上映中なので心の中で。
性能差があるとはいえ圧倒的な熟練度を感じる手練れの立ち回りでジンを撃破(かっこいい)からの避難民の居る方にロックするような仕草(カス)。邪魔が入らなければ確実に撃っていたと思います。求めていた理想と安心感あるCEの味が両立されていました。
青+白の主人公的カラーリングや正統派を感じる造形から繰り出される威圧感やカス行為にはもういきなりテンションが上がり、心を掴まれました。ダガーもそうですがこの手の機体は戦火をバックにした構図や複数での出撃シーンが本当に映えますね。ブルーコスモス(概念)というバックボーンがよりそれを際立たせています。
(TV版だとヘブンズベースの出撃シーンが特別好きで何度も見返していました)
絞るとこの辺りになりますが、通して面白い映画でした。
世代の人たちと上映会なんかしたら絶対楽しいでしょうね。
余談(公式サイトより)
いやあんたキラの見せられた幻覚じゃなくて存在してたんですか!?
あの核攻撃で吹き飛んでいた(?)のがミケール大佐という事でしょうか。モブ顔というか、そもそもずっと彼を印象付けようという気配がせず、アコードとの戦いにシフトしていったので「これはもう駄目か…」と思いつつも彼の事を勘ぐりつつ映画を観ていました。
ファウンデーションの自作自演が目立ったのでもしや彼も存在自体しなかったのかと思いましたが、組織ともども存在はしていたものの、彼自身は本筋に絡まないのでひっそり退場したというのが答えのようです。かわいそう。
どうでも良いですがアズラエル→ジブリールと来て彼の名前はミカエルのもじり(表記ゆれ?)ですね。
上映直後はまだミケール大佐の真実を知らなかったため、気になりつつもかなり満足して帰宅し、ネットチケットを取っていたライブを視聴していました。
まさかの日清食品提供です。
本人が1番「何故????」と思っていそうなライブでした。
ライブが始まるまでCMが挟まれるんですが、それに対し「日清のCM全体的にやべえな(誉め言葉)」とチャット欄が盛り上がり、リゼさんが気まずくなっていたのが面白かったです。
ここからは本題の曲の話です。
・サラマンダー
・Royal
・浮遊感UFO
・徳川カップヌードル禁止令
・強風オールバック
・青春コンプレックス
・ハッピーエンドをはじめから
全8曲でした!
※スクショ・投稿OKでしたが有料のライブで一応推奨されていたのがXでの投稿だったような気がするので画像無しです。
まず1曲目。youtubeでは社長(加賀美ハヤト)と一緒に歌ったサラマンダーのリミックス版は「一人で歌うと社長が凄かったんだと実感する」との事でしたが、よく通る声で見事に歌いきっていました。
↑ソロではありませんがこちらでは社長とのアツいデュエットが聴けます
次にこのコラボの為に作られたオリソンのRoyaⅼ
歌詞がめちゃくちゃにラーメンとラ王で面白いのですが、落ち着きを感じさせつつもテンションの上がる曲調やSay Ooh!やLa 王!などの繰り返されるフレーズがライブを意識していて素晴らしかったです。いつか現地の声出しでコールのような事ができれば更に盛り上がりそうな“王道”な曲ですね。
↑いつでも聴ける動画版
日清提供かつ他にはラーメンの曲多数という事で一瞬あちらの焼きそばを想像してしまいますが、浮遊感UFOはリゼさんの尊敬する先輩、委員長(月ノ美兎)のオリソンです。演出でラ王の3DモデルをUFOに見立てるシーンで笑いを誘いつつも、しっとりとした歌声が非常に曲にマッチしていました。
そしてゲスト出演のンゴ(周央サンゴ)と一緒に歌った徳川カップヌードル禁止令と強風オールバック
前者はリゼさんの影武者3Ⅾモデル(MV的には逆?)がカップヌードルの美味さで昇天するライブならではのコミカルな演出を挟みつつ行われた掛け合いの雰囲気がまさにンゴの本領発揮といった感じでした。
後者はまさかの特別衣装付き(ランドセル、リコーダー)で可愛らしい。
コメントの「ランドセル似合ってる」に苦笑していたのが面白かったです。(それはそう)
また強風オールバックに関しては「このポップな曲を二人でやってくれるのはンゴしか居ない」的なことを言ってたと思います。本当に感謝。
ぼっち・ざ・ろっく!の曲という事で合わせてきましたね。
曲とは直接関係ないのですが、リゼさんと青春、陰的なワードからはEgNを連想して
勝手にジーンときてしまったりします。
ゲストパートのコミカル、ポップな雰囲気からの転換でアツくなれました。
Snow halationは失礼ながら本家に詳しくないのですが、有識者やリゼさん曰く本家を強く意識した演出(オレンジのライトや雪、カメラワーク)がなされていたらしいという事でラブライブファンであるリゼさんにぴったりのセッティングをしてくださったスタッフの方には大感謝です。
こういった演者と作品双方のコンテンツに対する愛と理解のある演出は素晴らしいですね。
そしてラストのハッピーエンドをはじめから
全曲盛り上がりましたがやっぱりこれが1番好きです。3Dライブならではの新振付けが最高。「月は君の上で輝いて」の所が個人的にその日一の盛り上がりでした。
リゼさんはゲーム配信主体の活動で(稀に公式のフェスや3Dライブには出ています)自分からこういったソロライブをする事はない所を今回は日清提供という機会で実現しました。年末年始で他のライブが重なってレッスンが大変そうとは思いましたが、本人の
「自分がしたくない事は(得られる利を考えても)絶対しない」
といったニュアンスの言葉をよく配信で聞いていたのでその上で臨んでくれたライブは心の底から楽しむことが出来て良かったと思います。
恥ずかしながら物語や登場人物の心情を読む力が無い方なので、バカなことを言わないよう普段は「面白かったねー(ネタバレに配慮したフリ)(小並感)」ぐらいしか発信しないのですが、さすがに20年越しのSEED新作の話、加えて同じ日にリアタイした推しの初ソロライブはしたいでしょうという事でブログに書いてみました。
基本好きな事を気の向いた時に書くブログなので今後もこういった作品に関しては色々書くかもしれません。
それでは